大学卒業、国家試験に合格するには絶対に勉強が必要です。
必要、なのですが、やり方を間違えていたり効率が悪いとその道のりが険しくなってしまいます。
この記事では私が実際に行ったタブレットを活用した勉強方法について解説します。
- タブレットで勉強する利点
- 最低限必要なアイテム
- あったら便利なアイテム
- なくても大丈夫なアイテム
- 具体的な方法
- タブレットで勉強する欠点
1.タブレットで勉強する利点
タブレットを用いた勉強で良いところは大量の情報を教科書を持ち歩くより軽く、人力より楽に処理できる点です。
教科書や授業で配られたプリントを撮影してフォルダで管理すれば電車の中でも、寝る前でも手軽に確認することができます。
アプリで簡単に赤シート化もできるので、「暗記ノート作ったけど、作っただけで満足してしまった」と言った本末転倒も防ぐことができます。
更にデータ管理のためのPCが必要ですが、教科書自体を裁断しスキャナーで取り込んでしまえば毎日重い書物を持ち運ぶ必要すら無くなってしまいます。
やはり何でも手軽に、楽にできた方が良いです、浮いた労力と時間で別のことができますし。
2.最低限必要なアイテム
・スマホ(iPhone、Android問わず)
・タブレット(iPadなら第6〜7世代あたり、Androidは守備範囲外なので有名なメーカー無難なのを買うべし)
・PC (スマホやスキャナーで取り込んだデータを処理、保存する)
・モバイルバッテリー
3.あったら便利なアイテム
・タブレット用のスタイラスペン(アップルなペンシルでなくても可)
4.なくても大丈夫なアイテム
・スキャナー(プリントや裁断した教科書を楽に電子化できる)
・裁断機(書籍をバラしてスキャナーでpdf化する際に必要)
・アイロン(書籍の背表紙に加熱したアイロンを当てて糊を溶かしてバラす、火傷や火事に注意)
5.具体的な方法
①手軽にやるなら
冒頭で説明したように教科書や授業プリントを撮影して赤シート化、ひたすら周回。
撮影する際は写真をpdfの形で保存できるアプリを使うと便利。
②本格的にやるなら
スキャン用に専用の読み取り台をDIY、材料は百均で揃うのでおすすめ。
適当なダンボール箱(高さ30~40㎝推奨)の上面と横の一部分を切り取って・・・。
適当な大きさの額縁にLEDテープを張り付けたものを組み合わせる。
これなら一定の明るさで安定して、同じ高さから書籍を撮影、スキャンできます。(電源はモバイルバッテリーを使用)
実際にそこら辺にあった書籍を撮影してみるとこんな感じ。
増加するデータ管理用にノートpcがあると便利。
③書籍を丸ごと取り込むなら
背表紙の糊を溶かして剥がすためにアイロン、背表紙をバラした書籍の端の部分を切り取る裁断機、大量のページを処理できるスキャナーが必要。
最初に熱したアイロンで背表紙の糊を熱して・・・。
糊が柔らかくなっているうちに力技でページを引き裂く。
裁断機に入るまで薄くしたら・・・。
余分な糊の付いている部分をカット。
あとはスキャナーにかけてPDF化するだけ。
6.タブレットで勉強する欠点
タブレット学習は一見良いことずくめに見えますが、弱点もあります。
まず初期の設備投資が必要な点で、最低限タブレットを買う必要があります。
更に本格的に勉強法として取り入れる場合は更に設備投資が必要になります。
緩くやるなら3〜4万程度、本格的にやるなら8〜9万円程度くらいかかるはずです。
最初からいきなり色々揃えてしまうと自分に合わないなと思った際に非常に勿体無いことになるので、設備投資は段階を踏んで行いましょう。
バッテリー切れにも弱く、モバイルバッテリーが必須になります。
端末のバッテリーが切れたら物理的に勉強できなくなります。
データの消失も怖いです。
撮影したりスキャンしたデータは念のため複数箇所に保存してバックアップを取らないと、端末の紛失やデータの破損でアウトです。
ひとまずスマホやタブレットで撮影、スキャンしたデータは管理用にPCへ保存、さらにクラウドサーバーに保存しておけば十分です。